令和を女性の時代にしたい⑤

これまでは、女性が結婚や出産を機に

家庭におさまることの危険性について

書いてきました。

本日は、実際に働く女性にお聞きした

価値観の変化や環境への適応について

お話したいと思っています。

一昔前なら女性よりも男性のほうが優れて

いるとされ、企業や社会でもその体制は

露骨でした。

しかし、今では女性は企業になくては

ならない存在になりつつあります。

（これまでと違った意味で）

ある物流産業の社長さんは積極的に

女性ドライバーを採用されているそうです。

こんなふうに話されています。

女性の方が男性よりも繊細なので、うちの

商品を運ぶのは女性の方が向いている。

男性ドライバーは物の扱いが雑だからね。

確かに。めっちゃ納得しました。

まぁ昔から男勝りな女性もいますがww

その会社では

え？ドライバー？さん？

みたいな方が本当に多いです。

さらに、人って慣れてくると手を抜きます。

男性は運転が粗いそう。

一方、不思議なことに女性はそのあたりは

冷静に安全運転を心がける人が多いのだとか。

なんだかわかる気がしますね。

業種の変化

最近はやりのエンジニア。

ホームページなどWebのデザイナーさんは

大半が女性であるほか、プログラマーも

女性が急増中。細かな作業は女性の方が

向いているのかもしれません。

他には建設現場での監督さんやタクシーの

運転手なども女性をよく見かけます。

とある企業では、女性の割合が増えたことで

離職率が著しく下がったそうです。

確かに以前なら男ばかりのむさ苦しい職場

というイメージでしたが、女性が加わること

で華やかさが増しますね。

また、はじめは国の方針で少しずつ進め

られてきた女性管理職の促進にもある一定の

効果が現れ始めているとか。

女性は良い意味で人目を気にします。

なので会社のデスクで突っ伏して眠るなんて

ことはまずしないらしい。

上司がそれでは部下は居眠りするわけには

いきませんよねww

結果としてメリハリのついた業務がなされ

仕事効率が上昇したという報告もあるよう

です。

ここまで女性が活躍する良い例を話して

きました。

次は僕の友人のお話です。

旦那を見る目が変わった

育休後しばらくして、フルタイムに復帰した

ときのことだそうです。

彼女曰く、時短やフレックスで働いていたとき

は自身もどこかお客様気分で周りも同様の扱い

をしていたそう。でもいざフルタイムで勤務

することで責任ある仕事も任されるように

なっていきます。

そのとき自分が休暇に入る前との変化に

驚いたそうです。まるで仕様が変わって

いたのです。

そのとき彼女は思いました。

うちの旦那は昔からのアナログ人間。

よくこれだけの変化に対応してきたんだな。

その日の夕食はハンバーグからステーキに

ランクアップされたとかww

実際に自分が経験することで世界観が

驚くほど変化したと彼女は言います。

アラフォーと呼ばれるようになった僕たちは

決して常に最先端のことを取り入れている

わけではありませんよね。

ですが仕事のために旦那さんは帰宅後も

学習を怠らなかったそうです。

ですがそのとき彼女はこう言ってしまいました。

子供が起きているときに仕事するの

辞めてくれない？

って。

むちゃくちゃ後悔したそうです。

そりゃあ定時では補いきれんなって。

知らないままだとずっと同じ気持ちだった

でしょう。もしかするとそこから亀裂が

生じてしまう可能性だってありました。

彼女には時短でのんびり働くといった

選択肢もあったそうです。

一応社員としての権利ですから。

彼女は言います。

子供には少し申し訳ないけど、こうして

復帰してよかったと思う。そうでなければ

あの家の中で永遠に社会から隔離されてたわ。

って。

もちろん、それが悪いかどうかは

わかりません。

家庭次第と言われればそれまでです。

ですが、彼女はこの気付きによって

旦那さんに優しくなれたと言います。

家での会話も増えたのだとか。

子供のことを気にしていましたが、僕は

そんなの心配無用だって知っています。

子供って本当によく見てるんです。

しっかり観察して、これすると怒られるな

とか、今機嫌悪いから逃げようとか、こう

したら欲しいもの買ってくれそうだなとか。

この人は信用できるけど、あの人は信用

できないなとか。

だからこの夫婦の子供はきっと幸せ

感じてくれています。

だって『ママ最近よく笑うね』って

言われたらしいから( ˶ˆ꒳ˆ˵ )